東北地方で最長の河川「北上川」
その源泉が岩手県岩手町にあります。
その名も「弓弭(ゆはず)の泉」
普段から北上川は見ていましたが、その源泉は見たことがありませんでした。
今回たまたま道路を走っている時に看板で見かけたので行ってみました。
その源泉を紹介していきたいと思います。
北上川とは?
北上川(きたかみがわ)は、岩手県中央部を北から南に流れ宮城県東部の石巻市で追波湾に注ぐ一級河川。北上川水系の本流であり、流路延長249 km、流域面積10,150 km2は、東北地方の河川の中では最大で、日本全国では4番目の規模である。日本の河川としては勾配がかなり緩いことが特徴である。
wikipediaより引用

岩手県から宮城県石巻にかけて流れる1級河川で、総距離は249kmもあり、東北地方で最長の川になります。
日本でも4番目に大きかったんですね~
知りませんでした
場所は
ではその源泉の場所ですが
〒028-4306 岩手県岩手郡岩手町御堂第3地割 地内
TEL:0195-62-8319
「御堂観音正覚院」内にあります。
国道45号線を北に向かっていったら看板が出てきます。
※北から南に向かって走ってても看板は出てきます。

このちょっと先に右に曲がるところがあるので、それを右折です。
そのまま登って途中左に曲がればすぐです。
看板も出ているので迷わないと思います。
川の駅に駐車
川の駅というところがありますので、そこに駐車

結構駐車場は広いです。
その脇には

百葉箱が
ちなみ百葉箱とは、気温などを観測するための計測器が入っています。
高さは1.2M~1.5Mに設置され、
扉は直射日光の影響を受けないように北側に設置されています。

新奥の細道ということで、歩道もあるようです。
その川の駅から歩いてすぐに目的の北上川源泉があります。
北上川源泉「弓弭(ゆはず)の泉」
では本命
北上川源泉を見に行くとします。

「御堂観音正覚院」の境内にあります。
※料金は無料です

ちょっと薄暗い中を登っていくと右側に見えてきます。
初めはどこにあるの?って感じでしたが、登ってみてすぐに見つけました。

泉の大きさはだいたい3Mぐらいでしょうか?
なんか神秘さも感じられます。
その由来ですが
文献によると天喜5年6月、阿部頼時征伐(前九年の役)源頼義、義家父子が進軍した際、打続く炎暑に兵馬が苦しむのを忍びず、観音に救世祈念、義家が弓弭(ゆはず)を持って岩にさしたところ、泉がこんこんと湧き出たと言われ、その泉は今なお湧き出でて北上川の源泉となっています。
※弓弭(ゆはず)とは弓の両端の弦をかけるところ
「いわての旅」さんより引用
らしいです。
今まで何気なく見てきた北上川
その源泉がここで、249Km先はあんなに大きくなっているなんてスゴイなと思いました。
近くに行った際には是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか
結構感動しますよ!
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